小樽市T様邸-外構・エクステリア工事
高台の庭。自然石のアプローチと一面が芝生のナチュラル外構。
前年に左手奥の土留工事をさせていただき、年が明けて全体工事の着手となりました。土地が広く、道路との高低差が大きい高台にあるT様邸。
土留擁壁をするプランなども考えましたが、打ち合わせを重ね、最終的にT様にとって使い勝手が良くナチュラルなプランとなりました。
着工前では向かって右手が土手のように小高くなっていた土砂をすべて削り取り、左右対称のバランスのとれたすっきりした形にしました。右手側もパーキングスペースとしても十分な広さで防草シートの上に化粧砕石を敷いています。
左側の駐車スペースは今回は砕石入替えまでとして今後アスファルトをする予定です。
「冬季間、除雪機が移動しやすいように坂道のアプローチを作りたい」というご要望でしたので、当現場で出てきた石を使ってアプローチを作りました。
重機で土を削り取り、キレイに法面整形をして、一面が芝生になるように『植生基材の吹付け』を行いました。
大量の土砂の搬出と法面整形があります。お隣様の了解を得て隣地から法面整形をしています。
この現場で出てきた石を使い、坂道のアプローチを作りました。全部、この現場から出てきた石です。かわいい小道に仕上がりました。
既存のコンクリート階段の側壁が直角で威圧感があったので斜めに切断しました。写真は斜め切断した側壁を左官仕上げしているところです。左官仕上げしていると雨が降り出し、なんと3回も出直しをしました。突然の雨によく見舞われる現場でした。
法面整形もキレイに完了したので、いよいよ最後の仕上げ『植生基材の吹付け』です。
今回の現場は粘土質の地盤で根が生育するのが難しい地質だったので、芝になる種子と客土、接着剤などを練り混ぜてコンプレッサーで一気に吹き付けていくこの工法の方が、張芝よりも根付く可能性が高いと思い提案しました。なによりも面積が広いので。
あまり民間工事では見かけませんが、公共工事の法面緑化ではよく見られる工法です。
吹付けから約1か月後の状態。無事にフサフサの緑になりました。
完成後、芝が生えてしっかり根付くまでに大雨が降ることがたびたびあり、奥側の法面が一部崩れるなどのトラブルもありましたが、復旧させていただいて法面も落ち着きました。
施主様ご夫婦には昨年から引き続き工事のお付き合いをさせていただき嬉しいかぎりです。いつも暖かい印象のご夫婦で気持ち良く工事をさせていただきました。
昨今はなにかとコンクリート製品を扱う仕事が多い中、今回は土工事・法面整形・植生基材吹付けがメインで、家の雰囲気に合ったナチュラルな印象に仕上げることができたと思います。自分の中でも印象に残る工事でした。
これから植栽をしていくとまた雰囲気が良くなっていくと思います。 今後ともよろしくお願いいたします。
工事詳細データ
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