インターロッキングとタイルの違い
小樽市道の歩道インターロッキングの張り直しをしました。
隣接する国道の無電柱化に伴う工事で一旦剥がしたインターロッキングをもう一度張り直すという作業です。
(この場所にはしっかり電柱ありますが…)
インターロッキングは砂を丁寧に均して、ポンポン並べていくのが楽しいんですよね~。
インターロッキングってタイルとよく勘違いされますが、厚さがぜんぜん違うんです。
上の写真がタイルです。
住宅玄関前によく貼られていますよね。外壁などにも貼られています。
材質は磁器。厚さはだいたい1㎝程度です。
上の写真がインターロッキング。
材質はコンクリート。厚さは一般的に6㎝のものが多いです。
上の写真では赤い線で囲われた部分がタイル。青い線がインターロッキングです。
タイルの下地はコンクリートです。コンクリートにタイルをモルタルで貼っていくのです。
上の写真のように玄関タイルが貼られる部分は住宅建築時にコンクリートで下地をつくっています。
タイル張りの塀を造ろうと思ったら、上の写真のようにまずコンクリートで塀を造る必要があります。
タイルを張るにはまず下地にコンクリートが必要ということです。
このようにタイルは平らな部分に張ることもできるし、塀のように垂直の部分にも張ることができます。
それに対してインターロッキングは、、、
インターロッキングの下地は砂利です。
砂利の厚さのお話しは長くなるのでまた後日に。砂利を敷き均して締め固めます。
砂利の敷均し完了後に、透水シートを敷しいて砂を2㎝程度の厚さでキレイに均していきます。
この砂の高さ調整でインターロッキングがキレイに並べれられるかが決まります。
ちなみに砂を敷く前に透水シートを敷くのは砂利の中に砂が流れるのを防止するためです。
最近は透水シートではなく防草シートを敷くことが多いです。
インターロッキング敷設完了です。
インターロッキングの目地は砂を充填します。
このようにインターロッキングは、平面部に敷きならべていく製品で、厚みがしっかりあるので下地にコンクリートは必要ありません。
上の写真のインターロッキング部分は駐車スペースです。
タイルは必ず下地にコンクリートを必要とします。下地のコンクリートに張っていく製品です。
タイル自体は薄いので一般的に車が乗る場所には割れてしまうので適しません。ただ、製品によってはカースペース用のタイルもあります。
アプローチやカースペースに適した製品がインターロッキングで、タイル張りと比較するとリーズナブルです。
タイル張りのアプローチは高価ですが、やはり高級感が出ますし、タイル張りの塀も造ると一体感が演出できます。
以上がインターロッキングとタイルの違いでした。
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