COLUMN 外構会社コラム

冬の暮らしを意識しよう 北海道の外構づくりのポイント

積雪寒冷地域の北海道では、冬の暮らしに沿った外構をつくることがポイントになります。
弊社がある小樽市は、1月の平均気温は-4.3度、最低気温は-7.5度です。
また、2022年11月~2023年4月までの累積降雪量は532㎝でした。

少なくとも3ヶ月近く雪とともに生活をしている北国では、雪対策を考慮した外構が重要です。
雪の多い地域では、雪対策を怠ると安全性に問題が生じることもあります。
雪の多い地域特有の外構ポイントをご紹介しますので、冬のライフスタイルに心強い外構を計画してみましょう。


雪捨て場の確保

基本的に雪は自分の敷地内に捨てることが原則です。
決して道路には捨てないでくださいね。道路に雪を捨てることは法律違反なんです。 道路交通法で禁じられていますので注意してください。

まずは、どこまで雪かきをする?
当たり前の話しかもしれませんが、最低限、玄関前から道路までのアプローチ部分、カーポートやガレージが無ければ駐車スペースと車の上の雪もかかなければなりません。

で、この雪をどこに捨てますか?(因みに、北海道や東北では「雪を投げる」と言いますよ)
毎日、毎日積もる雪。だんだんと置き場所がなくなってきます。

・集めた雪を溶かしてくれる「融雪槽」「融雪機」の設置
雪を捨てる場所がないときは、集めた雪を溶かしてくれるので、効率的に除雪をすることができます。

・降った雪を溶かしてくれる「ロードヒーティング」の設置
ロードヒーティングを設置した場所は雪かきの必要がありません。玄関前のアプローチ部分や駐車スペースに設置すると有効的です。

ただ、どちらも熱源が必要で施工したあとに維持費用がかかります。

そんなに費用やランニングコストもかけられない。となると、自分の敷地内に捨てることになります。
写真のお客様は雪を裏庭へ運ぶためにスロープを作りました
もちろん、雪を捨てる為だけのスロープではなく、雪がない季節には、自転車を裏庭に移動するなどのスロープとしても活用しています。

このスロープ、なかなかの好評でご近所の方からも同じものを作って欲しい。と、ご依頼をいただきました。

因みに、排雪業者に依頼するから大丈夫だよ。と思われるかもしれませんが
今は排雪業者の数が激減しています。
どこの業界でもあることですが人材不足。担い手がいないのが現状です。
他にもいろいろと理由はあると思いますが、除排雪業務から業者が撤退をしていく状況です。

外構を検討中であれば、ぜひこの雪捨て場の確保も考えてみてください。


雪の重みに耐える構造

カーポート、ガレージ、物置など、北国の外にあるものは雪の重みに耐えなければならなく、
各商品、メーカーが積雪対応の商品を出しています。

カーポート

カーポートやガレージは、雪の多い地域には欠かせない人気のエクステリア商品の一つです。
車に雪が積もるたびの雪下ろしは毎回ひと仕事です。
そこで、雪の多い地域では、カーポートが重要な役割を果たします。
各メーカーに耐積雪仕様があり、積雪の重さに耐えるように設計されています。
耐雪機能が50cm~300cmと種類がいろいろあります。
「お住まいの地域の積雪量はどの程度か」「降雪に耐えられる耐雪機能を確保しているか」などを確認するようにしてください。

ワンポイント!カタログに表示してあるのは新雪の場合の数値です。
雪質の違いによって雪の重量が大きく変わるんです。
降り積もったばかりの新雪と、一度解けて再度凍った細かな雪では、2倍以上の重さに違いがあります。
メーカーのパンフレットを確認して、積雪量を超えないよう雪おろしを行ってください。
★冬のカーポートの雪下ろしいついては、コラム「冬のカーポート雪下ろし」も参考にしてみてください。

写真は「中川製作所のカーポート」です。
中川製作所さんは北海道帯広市に本社がある北海道のカーポート専門店です。
中川製作所さんのカーポートはスチール製で、新雪の場合は約2m、降り積もり圧縮された雪は約1.2mに対応しています。(※積雪の状態によっては雪下ろしが必要となります。)

★中川製作所さんのカーポートについては、コラム「北海道のカーポート中川製作所」をご覧ください。


物置き

一般的には庭先や敷地内に設置され、季節用品や趣味の道具の収納に使用されます。
とくに北海道などの雪の多い地域では、車のタイヤや冬の除雪用具の保管場所として、必要不可欠なエクステリア商品の一つです。

物置きにも積雪の量によって対応できる商品が違います。
雪の重みに対する耐久性については、メーカーによって若干の違いがありますが
・一般型 60cmまでの積雪まで対応可能
・多雪地型(積雪型) 100cmまでの積雪まで対応可能
・豪雪型 150cmまでの積雪まで対応可能
となっています。
外構工事と一緒に物置きも外構工事会社にお願いをすれば、その地域にあった商品を提案されます。
しかし、インターネットなどでお客様自身がご購入をする。という事であれば、お住まいの地域の積雪量を確認してください。

また、耐雪タイプとは言え、雪下ろしを全くしなくても良い訳ではありません。物置への荷重を軽減することを忘れずにしましょう。
設置場所についても、屋根の雪が物置を直撃するような場所は避けてください。

イナバ 物置 FORTA FS-3022S 豪雪型


寒冷地域では、冬の生活をいかに快適に過ごせるようにするかが重要なポイントです。
そのために、これから外構を検討しようと思っていらっしゃる方には、冬の暮らしに沿った外構をつくることをおすすめします。


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爽ガーデンは小樽市・札幌市手稲区・余市町を主な範囲としています

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