COLUMN 外構会社コラム

北海道 冬のコンクリート工事はいつまで?

北海道の冬は積雪と厳しい寒さのため、冬季期間の外構工事ができません。
そんな中でコンクリートはいつまで施工が可能なのか?気になるところですよね。

ズバリ!気温が5度以下を下回ると弊社では施工しません。
だいたい11月中旬頃のコンクリートの施工工事は、基本的にお断りをしています。
ただ実際には、寒中コンクリートを使用して、養生やジェットヒーター等の対策をすれば施工は可能だとは思います。
あくまでも弊社の基準が、気温5度以下は施工しない。
ということで、全ての地域に該当するわけではありません。

冬季期間でも外構工事が可能な地域もありますので、お住まいの地域の専門の方にご相談してくださいね。


コンクリートは泥や土のように乾燥によって固まるわけではありません。

冬の季節にコンクリート工事をする場合、気温が重要となります。
気温が高ければ早く硬くなり、寒いとなかなか硬くなりません。それは単純に気温が低いと乾かないから。という訳ではないんです。

ここでコンクリートが固まる仕組みを簡単に説明しますね!
コンクリートはセメント、砂、砂利に、水を加えることで出来上がります。
セメントに水を加えるとセメントの主な成分と水が化学反応を起こし、接着剤の様な役割をはたしながら、砂と砂利と結びつきゆっくりと固まっていきます。
これがコンクリートで、この時の化学反応を水和反応といいます。

この水和反応は気温が高いときの方が活発になります。
冬場は気温が低いため、水和反応が鈍くなりコンクリートが固まるまでの時間が長くなります。
また気温が氷点下を下回るとコンクリートが凍ってしまうおそれがあります。
コンクリートが凍結してしまうと、強度が出なくなったり、低い強度のままです。見た目ではわからくても、少しの力で叩くとボロボロと欠けてしまうような状態になってしまいます。

コンクリートは乾燥によって固まるわけではなく、化学反応によって固まってます。
そのため、弊社では気温が低くなる冬季期間の施工はお断りしています。

最初でもお話ししましたが、冬でも暖かい地域であれば施工可能な地域はあります。
可能な地域の方が多いかもしれません。
それでもコンクリートは外気温に左右されやすので、寒中コンクリートや保温材などを使用し、気温に合わせて施工をすることが重要です。
冬季期間の施工をお考えの方は、お住まいの地域の専門の方にご相談してくださいね。


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