COLUMN 外構会社コラム

コンクリートとアスファルト どっちにする?

自宅の駐車場を作りたいけど、コンクリートかアスファルトにするか…
どちらが良いのか。とお悩みの方もいらっしゃると思います。
みなさんご存知の通り、コンクリートとアスファルトでは見た目にも大きな違いがありますが、
今回はそれぞれの特性や施工方法、メリット・デメリットをご紹介します。お庭づくりの参考にしてみてください。


アスファルト

|強度と耐久性

高温になると柔らかくなる性質があります。
そのため夏場の気温が高い状態が続くと、ひび割れや凹みなどが出来てしまいます。
また、変形したまま気温が下がると、そのまま固まり、水たまりなどの原因になってしまいます。


|施工方法

1. 掘削作業
アスファルト舗装をする場所の土を掘ります。ショベルカーなどで土を掘り起こし不要な土を取り除きます。

2. 路盤正整
砕石と呼ばれる細かい小さな石を敷きつめ路盤を整えます。

3. アスファルト舗装
アスファルト混合物を敷き均します。

4. アスファルト転圧
アスファルトは柔らかい状態なので、ローラーなどを使い圧力をかけていきます。


|価格

コンクリート舗装より工事の手間が少なく、また単価もコンクリート舗装に比べて安くすみます。

ただ、施工面積が少ないとアスファルト舗装でも割高になってしまう事がありますので注意が必要です。


|メリット・デメリット

メリット
・価格が安い
コンクリート舗装に比べて安価でできます。

・工期が短い
アスファルト舗装は比較的に工事の工程が簡単なため工期が短くすみます。また、冷えれば固まるので、数時間後には走行したり、駐車場として使用することができます。

・補修が可能
ちょっとした補修であれば、ホームセンター等でアスファルト舗装補修材を購入して、自分で補修する事もできます。


デメリット
・耐久性が弱い

強度がコンクリート舗装よりないため、経年劣化が現れやすくなります。そのため寿命が短いので補修が必要になります。

・高温に弱い
アスファルトは、熱をためやすく柔らかい性質のため、高温の状態では変形してしまいます。
夏場の気温が高い状態が続くと、ひび割れや凹みなどが出来て、場合によっては舗装面に穴が開いてしまうこともあります。
また、高温で柔らかくなったアスファルトにはタイヤの跡がつく事もあります。

・デザイン性が劣る
色や柄を変える事はできず、道路と同じ黒い地面になってしまいます。
しかし、アスファルト舗装でもデザインを工夫することにより、従来の真っ黒で重たい印象を変えることができ、おしゃれな印象になります。


コンクリート

|強度と耐久性

非常に硬く、衝撃にもある程度耐えられる特徴があります。
しかし、引く力や温度差に
弱いので、ワイヤーメッシュや目地などを入れて補強をする必要があります。


|施工方法

1. 掘削作業
アスファルト舗装をする場所の土を掘ります。ショベルカーなどで土を掘り起こし不要な土を取り除きます。

2. 路盤正整
砕石と呼ばれる細かい小さな石を敷きつめ転圧をして路盤を整えます。

3. 型枠を設置
舗装したい場所をしっかりと計測し、型枠を設置します。

4. ワイヤーメッシュ(溶接金網)を敷設
強度を上げる為、ひび割れ防止の為、ワイヤーメッシュや鉄筋を格子状に埋め込みます。

5. コンクリートを流し込む
水平に整えながら、ならしていき表面を仕上げます。


|価格

ワイヤーメッシュや目地などを入れる作業があるためコストが高くなります。
コンクリートは夏や冬の温度差等によって、膨張・伸縮するといわれています。そのため、アスファルト舗装よりも施工工程が多く、初期費用がかかります。


|メリット・デメリット

メリット
・耐久性がある
非常に硬く、ある程度の衝撃にも耐えられます。そのため長い期間使っていっても補修が少なくてすみます。長期的に考えた場合、ランニングコストを抑えることができます。

・デザイン性がある
コンクリートは基本的には見た目が白っぽくなるので、お庭全体が明るめの印象になります。色々なタイプの外構にも合わせることができます。
ただ、無機質な印象になりやすいので目地の部分に砂利や下草を入れたりする事で、デザイン性が高くなります。

デメリット
・価格が高い
初期にかかる工事費用が高くなります。しかし、耐久性があるコンクリートは維持補修費用が少なくすむため、長い目で見るとそこまで高いとは言うわけではありません。

・施工に時間がかかる
コンクリートは固まるまでに時間かかります。
一般的なコンクリート舗装の場合は、車が駐車できるまでに約一週間程度かかります。その間、車を停める事ができません。

・ひび割れができる
コンクリートは気温差によって伸縮をするため、ひび割れ(クラック)が入ります。必ず入るものだと思っていた方が良いでしょう。
その対策のために、ある程度の間隔で目地を入れる必要があります。

・撤去費用がかかる
「リフォームをしたい」など、将来的にコンクリートを剥がす事になった場合は、業者に依頼をすることになります。
その際には、コンクリート舗装した時と同額、もしくはそれ以上の費用がかかる可能性があります。


|まとめ

アスファルト舗装は、安価ですが、耐久性が低く補修が必要になります。
コンクリート舗装は、丈夫で耐久性がありますが、金額が高額になります。

どちらにもメリットとデメリットがあります。
特に駐車場の場合は、毎日使用する場所になりますので、それぞれの特徴を理解し、状況と予算を考慮して検討してみてください。

お庭に関するお問い合わせはこちらから。

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爽ガーデンは小樽市・札幌市手稲区・余市町を主な施工範囲としています。

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