COLUMN 外構会社コラム

外構を決める前にチェックするポイント

外構工事を行う前にチェックするポイント

外構工事のプランを考えたとき、あれもしたい。これもしたい。
と希望・要望がたくさん出てきますよね。新築の外構工事ではなおさらのことです。

でも、全て希望通りに行うとなると、あっという間に高額になってしまいます。
まずは、ご家族と一緒にライフルスタイルに合わせた優先順位を決めましょう。

例えば、家庭菜園をするために大きな花壇を作っても
ご夫婦ともに働いていたり、お子さんが小さい頃は忙しくて野菜を作ったのは最初の2~3年だけ…
数年後には荒れ放題では、せっかく作ったのに残念な状態になってしまいます。

優先順位の考え方としては
生活に必要な工事を第一に優先することです。
玄関前のアプローチ部分、駐車スペースは土のままだと雨の日には泥が跳ねあがったり、乾燥していると土ぼこりがあがることも。
アプローチが土のままだと、靴に土がついて雨の日は玄関が泥だらけになってしまいます。
また、車のタイヤが泥だらけだと、周辺の道路にも泥がつき近隣のご迷惑になってしまいます。

基本的な外構プランの内容を簡単にご紹介しますので、参考にしてみてください。


【地面】

地面を土のままの状態にしておくと、
「雨の日に水たまりになる」「乾燥すると砂埃が飛ぶ」「雑草が生える」などのデメリットがあります。
そのため地面には、何かしらの施工することが基本になります。
その際によく選ばれるのが【コンクリート・アスファルト舗装・砂利敷】

価格は、コンクリート > アスファルト舗装 > 砂利敷 の順番です。
次にそれぞれのメリットデメリットを見てみましょう。

<コンクリート>
メリット
:耐久性が高い。草むしりなどの必要がなく、掃除がしやすい。
デメリット:高額になる。ひび割れ、色むら、白樺現象が発生する。

<アスファルト舗装>
メリット:コンクリートより安い・工期が短い
デメリット:夏場は表面温度が高温になってしまう。素材が柔らかいのでひび割れや穴が開いてしまう。

<砂利敷>
メリット
:価格は一番安い、踏むと音がなるので防犯対策になる
デメリット:雑草が生えてくる。掃除がしづらい

雑草対策のことを考えれば、全てコンクリートにしたところですが、とても高額になってしまいます。

地面に関する素材は上記のほかには、天然芝・人工芝、インターロッキング、レンガなどがあります。

例えば、駐車スペースはコンクリート、建物の廻りなどはアスファルト舗装や砂利敷。
玄関前アプローチはインターロッキングなど、場所に応じて素材を変えてみましょう。


【駐車スペース】


駐車スペースが必要であれば、まずはそのスペースを第一に考えましょう。
お庭の1/3を駐車スペースが占めることもあります。
そのため雨の日や荷物が多い時、お子さんの乗り降りなど、動線を考えておくのもポイントです。

・将来的に大きい車に買い替える予定はあるか。
・現在は1台保有だが、2台になる可能性があるか。
・来客用の駐車スペースは必要か。

などを考慮して広さを確保する必要があります
また、自転車やバイクの置き場所も同様に検討します。

カーポート、ガレージ、青空 どれにする?
・北海道では冬の雪降しが大変だからカーポートは外せない
・愛車を守るためにガレージは必要
・駐車スペースは青空で充分
などと考えかたは様々です。


【物置】


サイズ
を決めましょう。

・キャンプ等のアウトドアが趣味で道具や荷物が多い
・北海道であれば夏、冬用のタイヤを保管するスペースが欲しい

ご家族のライフルスタイルに合わせて、物置に何を入れるか考えてサイズを検討しましょう。

デザインを決める
最近はおしゃれな物置が増えてきています。お家や外構に合わせたデザインにするのも良いですね。


【目隠しフェンスや塀】


必要な場所はどこか?

隣地との距離がなく目線が気になる。
道路を歩いている人から家の中がまる見えなど、理由は様々です。
しかし、必要以上に高さや大きさがあると「侵入された時に死角になってしまう」「日当たり、風通しが悪くなってしまう」など、せっかく費用をかけて作っても、これでは意味がありません。
必要な場所にどのくらいの大きさ、高さが必要か検討してみましょう。

「目隠しフェンスを設置 後悔しないために知ってほしいポイント【高さ】」
というコラムがありますので、ぜひご参考にしてください。

またフェンスは、デザイン、色、材質など様々な種類があります。
あまりにも種類があって迷うかもしれませんが、デザインだけではなくメンテナンスの有無などを確認してから選ぶことをおススメします。


庭の用途を考える
庭をなんのために使用するのかを考えてみましょう。
後悔や失敗の例として、憧れや周りがそうしているからという理由で決めてしまうことです。

本当に必要なものか。必要な大きさなのか。を検討しましょう。

【花壇】


どのくらいの大きさが必要なのか考えてみましょう。
張り切って大きい花壇スペースを作っても、生活の負担になってしまっては意味がありません。
花壇には必ず土が入っていますよね。使わずに放置していると雑草だらけの場所になって
しまいます。
スペースが空いているからと、漠然と花壇を作ってしまうと後悔してしまう。ことも…

ガーデニングや家庭菜園が好きな方であれば、ある程度の広さの花壇を作っても良いのですが、興味のない方にとっては、せっかく作った花壇が悩みのタネになってしまいます。

花壇の場所にも気を付けて
お日様が当たる場所なのか、一日中日陰の場所なのか、それによって育つ植物も変わってきます。
可能であれば、日当たりがよく、風通しのよい場所を選びましょう。
もちろん、日陰の場所にしか花壇を作るスペースがなくても大丈夫です。日陰の場所でも育つ植物はあります。


【趣味のためのスペース】

アウトドアやガーデニング、家庭菜園、車やバイク、お子様の遊び場、お友達を呼んでのバーベキューなど
ご家族の趣味に合わせて、ここは外せない!というこだわりのスペースを一つ作るのもステキです。


【まとめ】
地面をどうするか…コンクリート、アスファルト舗装、砂利敷、その他
駐車スペースは必要か…ガレージ、カーポート、青空
物置…何を入れるかで大きさ、デザインを検討
目隠しフェンスや塀は必要か…必要な場所と高さを確認
庭の用途を考える…花壇や趣味などのスペースを考えてみましょう。

あれもしたい、これもしたい。となると予算をオーバーしてしまうことになります。
まずは、ここは外せないと思う場所、ここはコストをかけなくてもよい場所を決めて
大まかな外構プランを考えてみましょう。


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