COLUMN 外構会社コラム

北海道のシンボルツリーの選び方

今回は北海道でのシンボルツリーの選び方を中心にご紹介します。
冬の間は、最高気温でもマイナス気温になる寒冷地の北海道では
耐寒性の低い樹木では枯れてしまうことがあるので注意が必要になります。
しかし、北海道とは言えども広大な面積のため各地域によって条件が異なります。
今回は、弊社がある小樽市(道央地域)の条件でご紹介します。


シンボルツリーとは
名前のとおり「お庭のシンボル」となる樹木のことを言います。
お庭の雰囲気や目隠し効果もあり、エクステリア工事の中でも人気です。
また新築やお子様の誕生の記念樹として植える方もいらっしゃいます。


樹木の種類】
樹木には「落葉樹」と「常緑樹」があります。
それぞれの特徴と北海道で育てやすいシンボルツリーをご紹介します。


「落葉樹(らくようじゅ)」
秋から冬には葉を落とす樹木です。
春には新芽を出して夏の間に緑の葉がたくさん生い茂ます。
そして秋には紅葉を楽しむこともでき、季節を感じることができます。

「デメリット」
秋は落ち葉の掃除が必要です。
砂利を敷き詰めた場所に落ち葉が挟まってしまうと、それはそれは大変な手間になってしまいます。
木を植える場所によっては、お隣のお家に落ち葉が落ちてしまうことも…
そのため植える場所には注意が必要です。

「北海道で育てやすい種類」
寒冷地の北海道でも育てやすいのは
シャラ・ジューンベリー・ヤマボウシ・モミジなどがあります。


「常緑樹(じょうりょくじゅ)」
一年中葉がついている樹木です。
葉が厚くどっしりとした重厚感があります。
常緑樹でも葉は落ちますので、落ち葉掃除は全く必要がない。という事はありません。
玄関や窓を隠すように配置すれば外からの目隠し効果があります。

「デメリット」
雪が積もらない地域では年間を通じて緑を楽しむことができますが
北海道では積雪があるため低木の常緑樹では、その役割は難しくなります。

「北海道で育てやすい種類」
常緑樹にはオリーブ・シマネトリコなどの種類がありますが一般的に北海道での越冬は難しいです。
北海道での常緑樹は寒さに強い松の木系が多くなり、カラ松・コニファー・オンコなどがあります。


【環境条件】
草花にも言えることですが、植える環境・場所も大切なポイントです。
日当たりが良い・半日は日陰・日が当たらない・西日が強いなど、
それぞれの特徴にあった日照条件を知ることも大切です。
また、お住まいの地域によっても選ぶ樹木が変わります。
北海道のような寒冷地であれば寒さに強い「耐寒性」のある樹木を選びましょう。


【木の大きさ】
樹木の高さ・幅・根の張り方など植える場所によって適切な大きさがあります。

買ったときは、細くて1mくらいの細い木でも植えると数年で何倍もの大きさに…。
大きくなりすぎて管理が難しくて困った。なんてこともありますよ。

シンボルツリーを選ぶときは、あまり大きくならない木を選ぶことをおススメします。
高さは先端をカットすることで調整することもできます。
でも、枝が広がる姿が美しい樹木を切り詰めると、その樹木本来の自然の美しさが
損なわれてしまう可能性もあります。
植える場所を考慮して適切な大きさの樹木を選ぶようにしましょう。


外観

見た目も重要ですね。
花や実がなる樹木や緑の葉だけの樹木
樹形や木質、葉の形・色など、それぞれ樹木の個性があります。
雑誌やインターネットの画像、ご近所の樹木を見てみるなどして
お気に入りを探してみてください。

おススメのシンボルツリーの詳しい内容は下記のコラム記事をご覧ください。
ジューンベリー
シャラの木
ヤマボウシ


【まとめ】
木は一度植えると簡単に植替えができません。
人気がある。という理由だけではなくライスタイルにあった長く付き合える樹木を選ぶことが大切ですよ。

お庭に関するお問い合わせはこちらから

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爽ガーデンは小樽市・札幌市手稲区・余市町を主な範囲としています。

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