COLUMN 外構会社コラム

土留め工事 お問合せ前に確認して欲しいポイント

「土留め工事をしたい」というお問い合わせをたくさんいただくのですが、残念ながらお問合せの段階でお断りしてしまう場合があります。
せっかくお問合せをいただいたお客様にお断りをするのはとっても心苦しいんです。
そこで、土留め工事のご相談の際に事前に確認していただきたいポイントがあります。

これから紹介するポイントを確認していただければ、よりスムーズにご相談を進めることができますので、一度ご確認ください。


ひと言で、『土留め』と言っても簡易的な土留めから、大がかりな土留め工事まであります。

外構工事では主に、庭や駐車場のスペース、階段、花壇などにも土留めが行われる場合があり、様々な場所で土留め工事が行われています。

土留めについてはこちらのコラム記事「土留めについて」をご覧ください。


確認するのは「高さ」

お問合せの前に確認していただきたいのは『土留めの高さ』です。
現在、弊社での土留め工事の対応可能な高さは1.5m以内とさせていただいています。

土留め工事が1.5m以内とさせていただいている理由としては

設計の必要性:
土留め工事が2m以上になると、安全性の確保がより重要です。
詳細な設計を行わないと、地盤の条件や構造物の荷重に対する適切な対策が取れない可能性があります。

申請手続き:
土留めの高さが2mを超える場合、確認申請が必要になります。
確認申請は、地方自治体に提出する書類のことです。これによって、工事計画や設計が法律や基準に適合しているか確認され、承認されると工事を始めることができます。安全や法令順守を確保するための重要な手続きです。

高額な費用:
土留め工事の規模が大きくなると、それに伴う工事や資材の費用が増加します。
また、設計や申請手続きにかかる費用も増えます。これらの要因が合わさり、全体的なコストが高額になることがあります。
2mを超える土留め工事の場合、土留め工事だけで数百万円の費用が必要になります。

この他に、カーポートや玄関前のアプローチ、目隠しフェンス設置などのトータル外構を行うと、外構工事金額の総額が500万円を超えてコストが大きくなります。


高さを確認する方法

=自分の身長を物差しにする=
1.5m以内の高さと言われても…実際にどのくらいの高さがあるか分からない。と思います。
そこで、自分の身長で計測してみましょう。

高さを確認する方法はいくつかありますが、簡単な方法として、自分の身長を基準にすれば、だいたいの高さが算出できます。
一般的に、立っているときの目線の高さは身長から約10㎝を引いた値とされています。

実際に土留め工事をしたい場所に立ってみましょう。
身長が160㎝であれば目線の高さはだいたい150㎝前後、身長が170㎝であれば160㎝前後です。
ご自身が立ってみて、目線より下であれば弊社で施工可能な範囲であると言えます。また、身長を遥かに上回る高さがある場合は、2m以上の土留め工事が必要になります。


以上が、土留め工事のお問い合わせをする際に、事前に確認して欲しいポイントです。
繰り返しになりますが、弊社では現在「土留め工事の対応可能な高さは1.5m以内」とさせていただいております。
お問い合わせいただく際には、まず高さを確認していただくことをお願いします。

お庭に関するお問い合わせはこちらから。

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爽ガーデンは小樽市・札幌市手稲区・余市町を主な範囲としています

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