CP型枠ブロックによる強固な土留めが完成
前回ご紹介した「土留めのヒビ割れ 撤去と再設置」の施工が完成しましたので、ご紹介しますね!
今回は、「CP型枠ブロック」を使ってお家の土留め工事を行いました。
前回もご紹介しましたが、「土留めにひび割れがあるので、既存の土留めの撤去と再設置して欲しい」とのご依頼です。
土留めが経年劣化によりヒビ割れが発生。
このままでは安全面に問題があるため、新たに土留めに作り替えることが必要でした。
CP型枠ブロックの特徴
今回施工した「CP型枠ブロック」は、一見普通のブロック塀のように見えますが、その強度は全く異なります。
通常のコンクリートブロックよりも厚みがあり、中の空洞が大きく作られているのが特徴です。
積み上げたブロック自体が型枠の役割を果たし、ブロックの穴に最後に生コンクリートを流し込んで完成します。
土留めのように強い土圧のかかるところでよく使われます。
【高強度】
・CP型枠ブロックは、ブロックの中に生コンクリートを流し込むことで一体化し、非常に高い強度を実現します。
【型枠不要】
・ブロック自体が型枠の役割を果たすため、型枠の設置・解体が不要です。これにより、施工が効率化されます。
【工期短縮】
・コンクリート打ち放しの土留めと比較して、工期が短縮できます。施工の迅速さは大きな利点です。
CP型枠ブロックを使った土留め工事は、強度・耐久性のバランスが取れた施工で、住宅の土留め工事に適しています。
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因みに一般的なコンクリートブロックとの違いは
・CP型枠の方が開口が大きく開いている
・CP型枠の方が厚みがある
・CP型枠はブロックの中に生コンクリートを入れる(一般的なコンクリートブロックは中にモルタルを詰める)
ハイグリッドフェンスの設置
お客様のお宅に設置されていた木製フェンスは、時間の経過とともに劣化が進み、風雨によるダメージが目立っていました。
今回は耐食性に優れ、メンテナンスが容易なハイグリッドフェンスを採用することにしました。
完成
新しく設置したCP型枠ブロックの土留めが、美しく仕上がりました。
強度と耐久性に優れているため、長期にわたって安全に使用することができます。
【土留め工事に関するコラム】
土留めについて
敷地境界沿いに土留め擁壁を造る場合の4つのポイント
土留め工事 お問合せ前に確認して欲しいポイント
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